52歳男性 上顎右犬歯、小臼歯、大臼歯を喪失 1995年11月 インプラント埋入手術(3本)、上顎洞底挙上手術、 1995年11月 腸骨より採取した海綿骨を上顎洞底に移植 1996年07月 インプラント開窓手術 1996年08月 インプラント上部構造装着 2012年03月 インプラント異常なく良好 この男性は上顎の右側の犬歯と小臼歯、大臼歯が抜歯されて食事ができず、大変困って来院されました。それ以外の歯も、歯周病が進行していたため、まず歯周病の基礎的な治療にとりかかりました。その後、歯周外科手術も行い、歯周病の進行をストップさせました。 歯がなくなった上顎右側には、インプラント治療を行いました。上顎洞が大きかったため、上顎洞底の挙上のため、ご本人の腰骨(腸骨)から採取し、その骨を上顎洞底に移植し、同時にインプラント3本埋入する手術を行いました。 腸骨からの骨の採取は親友の外科医に依頼しましたので、インプラント埋入手術は名古屋市内の病院の手術室で行いました。 本人の歯磨きが大変よく、その後の定期的なチェックと超音波洗浄を継続しており、17年後の現在も大変良好に使って頂いています。 |