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ルート・プレイニングを行うには、キュレットとよばれる小さな刃のついた器具が必要です。口腔内の全て歯牙の表面に適合するように湾曲を変えた幾つかの種類のキュレットガ考案されています。 左の写真はその一例ですが、歯根の形に合うようにネック部分に微妙なカーブがついています。 このキュレットの先端部は丁度タンカー船のような形をしており、甲板の外周がライン状のエッジ(刃)になっています。このエッジを歯根表面に当てて、汚染された歯根の表層を削りとります。いわば根面の鉋(カンナ)かけをするのです。 エッジは使っていると、刃が丸くなり切れ味がおちるので、定期的に砥石を使って研ぐ(シャープニングする)必要があります。 |
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