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歯周病を理解するための予備知識(2) <歯肉の炎症>

通常の歯周病はまず:<歯肉の炎症>として始まります。

「炎症」と言えば、典型的なものは<やけど=火傷>でおきる皮膚の炎症でしょう。これならばなら素人の方でもすぐに分かることでしょう。
残念ながら初期の<歯肉の炎症>は、<やけど>のように症状が強くないため、気がつかないことが多いのです。
初期の歯肉の炎症が気がつかれにくいもう一つの理由が、本来の<健全な歯肉>とはどんな状態なのか、知らない人が多いからではないでしょうか

では<健全な歯肉>とは:
「うすいピンク色」で、歯の中央部分はU字形をしており、歯と歯の間の部分は細いV字形の形をしています。外観的に引き締まっており、もともと掌(てのひら)の皮膚と同じくらい丈夫な組織です。写真【A】

しかし<初期の歯肉炎>になると:
「赤くなり」「膨れて」きます。歯ブラシで触ると「痛み」を感じたり、容易に歯ブラシで「傷つきやい」状態になります。さらに放置すると、「増殖」状態となり、歯を磨いたり、硬いリンゴをかじったりすると「出血しやすくなる」こともあります。写真【B】

あなたも是非自分の歯肉を鏡で観察してみて下さい。



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